四街道市議会 > 2022-12-13 >
12月13日-06号

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  1. 四街道市議会 2022-12-13
    12月13日-06号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年 12月 定例会(第4回)          令和4年第4回四街道市議会定例会 第16日                           令和4年12月13日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第6号) 日程第1 一般質問       ・久保田 敬次郎       ・高 橋 絹 子       ・広 瀬 義 積 日程第2 議案第13号、議案第14号       ・質疑       ・常任委員会付託                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、一般質問    久保田 敬次郎    高 橋 絹 子    広 瀬 義 積 1、議案第13号、議案第14号の質疑、委員会付託 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   鈴  木  陽  介      副 市 長   石  田     涼  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   石  渡  省  己      総 務 部長   岩  井  勝  明  部   長  福   祉   和  田  浩  史      健康こども   山  﨑  裕  之  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部   河  野  祐  二  部   長                   副 参 事  上 下 水道   森  田     学      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   石  川  智  彦 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   森  田  智  裕      局 次 長   飯  泉     克  局次長補佐   金  親  敬  子      主 任 主事   金  坂  尚  輝  主   事   伊  藤  慎  二 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  令和4年第4回四街道市議会定例会の説明員についての通知が市長からありましたので、お手元に配付のとおりご報告申し上げます。  次に、久保田敬次郎さんより資料配付の申出があり、これを許可しましたので、お手元に配付してあります。                        ◇ △一般質問成田芳律議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  1番、久保田敬次郎さん。    〔久保田敬次郎議員登壇〕 ◆久保田敬次郎議員 一般質問の前に、このほど無会派になりました。頑張ってやります。議席番号1番、無会派、久保田敬次郎です。一般質問をいたします。  1、みそら小学校について。  みそら小学校の「みそら」の由来についてお伺いいたします。  ②、なぜ雨漏りするか、教室を手直しせず、そのまま放置しているかお伺いします。一目瞭然です。御覧のように雨漏りしております。  2、次期ごみ処理施設について。  確認書締結に至るまでの経緯と地元自治会と市役所の協議の方法についてお伺いいたします。  昔の煙突と今のクリーンセンターの煙突が載っております。その都度ドラマが起きていますので、この辺を説明していただきたいと思います。  ②、裁判について、住民訴訟を含む裁判にかかる費用と進捗状況についてお伺いいたします。  ③、広域化を含め再検討し、早期解決をどのように図るのかお伺いいたします。  3、温水プールについて。  ①、ごみ処理施設が吉岡に移転した場合、廃止すると聞いているが、間違いないのかお伺いいたします。  4、鹿島荘について。  ごみ処理施設移転後どうなるか分からない現状で、本当に令和6年9月30日で終了とするのかお伺いいたします。  ②、平成23年、東日本大震災のときに鹿島荘が避難所になっている。ほかに避難者を受け入れる施設が市内にあるのかお伺いいたします。  5、みそら団地歩道橋について。  トラックが歩道橋にぶつかり通行止めになっているが、復旧についての今後の見通しをお伺いいたします。  以上、壇上からの質問といたします。回答のほど、よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 皆様、こんにちは。久保田敬次郎議員一般質問にお答えいたします。私からは、第2項目の3点目のご質問にお答えいたします。  第2項目の3点目、広域化を含めた再検討の状況と早期解決に向けた今後の進め方についてでございますが、広域化を含めた再検討の状況といたしましては、現在絞り込んだ想定パターンの比較検討を進めながら、引き続き情報の補充、整理のため、他の地方公共団体における事例の調査も進めているところでございます。具体的な絞り込みの状況といたしましては、大きく3点ございます。まず初めに、1点目、本市単独でごみ処理施設を建設する方法においては、事業費を算出するため事業実施上の課題について、庁内や県の関係所管課等へ確認を行っているところでございます。  続いて、2点目、ごみ処理を広域化する方法でございます。それにつきましては、近隣地方公共団体への委託により処理する方法や一部事務組合に加入して処理する方法について、四街道市のごみの全量を受け入れることが困難であることを確認いたしました。2点目の続きですけれども、また既存の一部事務組合に途中加入し、ごみ処理施設を新設する方法や、新規の一部事務組合を設立し、ごみ処理施設を新設する方法については、事業条件を検討しつつ可能性を模索しているところでございます。  最後に、3点目、民間委託で処理する方法においては、清掃事務所ごみ中継施設の整備の必要性を分析し、委託可能な民間企業を対象として、費用比較のために必要な資料収集及び協議等を行っているところでございます。今後も引き続き、絞り込んだパターンの比較検討をしながら、概算費の算出作業を進め、年度内に概算費用をお示しし、早期に方向性を定めたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第1項目の1点目、みそら小学校の校名の由来についてお答えします。  設置する地区名を校名に採用することは一般的であったことから、みそら小学校となったものと推測します。  なお、開校式の資料や周年記念誌の確認、開発業者への問合せなどを行いましたが、みそら地区名の由来については確認できませんでした。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。    〔教育部長 石川智彦登壇〕 ◎教育部長石川智彦) 私からは、第1項目の2点目及び第3項目についてお答えいたします。  初めに、みそら小学校雨漏り箇所につきましては、屋上防水工事などの対応を重ねてまいりましたが、別の箇所から雨漏りが発生するなど根本的な改善に至っておりません。雨漏りが解消しない主な原因は、校舎全体の老朽化が進んでおり、屋上防水層や外壁の劣化によるものと判断しております。この対策には屋上全面の防水工事とともに、体育館を含む校舎全体の大規模な改修工事を行う必要があるため、現在手法等の検討を進めております。  次に、温水プールについてですが、本施設はクリーンセンターの余熱を利用している施設のため、クリーンセンターが操業を停止した場合は余熱の利用ができなくなること、これに伴う光熱費の大幅な上昇が見込まれること、建物自体の経年劣化が進んでいることなどの理由により廃止する旨、四街道市公共施設再配置計画に示しております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第2項目、次期ごみ処理施設の1点目、2点目についてお答えいたします。  初めに、1点目、確認書締結の経緯と協議の方法につきましては、みそら自治会と平成元年8月30日にごみ処理施設建設事業に関する協議書及び協定書を締結いたしました。締結後、市はクリーンセンターの早期移転に向けて、次期用地の選定、取得を進めてまいりましたが、候補地選定は難航を極めました。このことからみそら自治会役員との協議や打合せ、住民説明などを行い、事業が進まないことについてご理解を求めておりました。そのような状況の中、市は吉岡区内において次期用地を取得できるめどが立ったことから、みそら自治会と協議の上、平成19年3月19日に確認書を締結し、クリーンセンターを早期に移転できるよう努力してまいりました。しかし、現在までクリーンセンターの移転に至らず、みそら自治会及びみそら地区住民の皆様に対しましては、大変なご迷惑をおかけしている状況でございます。市といたしましては、みそら自治会や住民の皆様に丁寧な説明をしながら、今後の進め方について話合いをさせていただきたいと考えております。  次に、2点目、裁判費用につきましては、市が原告の訴訟における弁護士費用のうち着手金として794万8,833円、また住民訴訟における弁護士費用のうち着手金として369万6,000円をそれぞれ支払いました。  続いて、訴訟の進行状況につきましては、市が原告の訴訟では、口頭弁論が4回、弁論準備手続が14回、千葉地方裁判所にて行われました。直近の状況といたしましては、11月4日に弁論準備手続が行われ、原告である市が準備書面の陳述を行ったほか、被告である下野商事、大谷総合都市計画事務所、建設機構及び泰斗建設が準備書面の陳述を行いました。  なお、住民訴訟につきましては、口頭弁論が4回、同じく千葉地方裁判所で行われました。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。    〔福祉サービス部長 和田浩史登壇〕 ◎福祉サービス部長(和田浩史) 私からは、第4項目、鹿島荘についての①、本当に令和6年9月30日で終了するのかについてお答えいたします。  鹿島荘の指定期間終了後の対応につきましては、現時点では決定しておりません。当該施設がクリーンセンターの関連施設であることを踏まえつつ、四街道市公共施設再配置計画に機能、施設ともに廃止が位置づけられていること、開館から47年以上が経過し、機械設備、電気設備等の老朽化が著しい現状も考慮しながら考えてまいりたいと思います。  私からは以上でございます。
    成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、第4項目の2点目についてお答えします。  平成23年の東日本大震災の際は、県の要請に基づき人道的観点から急遽他県の被災者を受け入れたもので、あらかじめ鹿島荘を広域的な避難所として位置づけていたものではありませんでした。現在、東海第二発電所で原子力災害が発生した場合に、ひたちなか市との協定に基づき、四街道総合公園体育館で被災者を一時的に受け入れることを予定していますが、そのほかには災害で他市の被災者を受け入れる具体的な施設は想定しておりません。しかしながら、東日本大震災のときと同様の要請があった場合には、その時点における市の状況を踏まえた上で、受入れ可能な施設について検討し提供することになるものと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。    〔都市部副参事 河野祐二登壇〕 ◎都市部副参事(河野祐二) 私からは、第5項目についてお答えいたします。  令和4年10月16日の午後、大型トレーラーが歩道橋に接触した際に部材接合部が破断したため、市では直ちに通行止め措置を行いました。その後、橋梁の専門業者に点検を行わせた結果、損傷が大きいことから通行止めが妥当との結果を受け、現在も措置を継続しているところです。  また、事故後、速やかに原因者と連絡を取り、復旧方法について現在協議中であることから、復旧時期につきましては未定となっておりますが、通学路となっておりますことから極力早期に開通したいと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ご答弁ありがとうございました。  最初の項目です。みそら小学校について、1980年、昭和55年開校いたしましたね、ここは。本校で42年の歴史を刻んでおります。先ほど教育長のほうから「みそら」の由来についてということで、私も知らなかったのですけれども、女性開放運動の第一人者、平塚らいてうさんは、長野高原に行ったとき、小鳥の戯れを見て安堵したのでしょう。その鳥が雷鳥だったので、平塚らいてうと名前をつけたそうです。同じように「みそら」は、当時東武の社長が、もう亡くなっていますけれども、美空ひばりの大ファンであったので、「みそら」とつけたそうです。私は、うそは言いません。このことを知っている当時の校長が、入学式や卒業式で「川の流れのように」、「愛燦燦」歌をテープで流したそうです。以上です。  2番、なぜ雨漏りをする教室を手直しせず、そのまま放置しているのか、お伺いします。42年の歴史刻んでいますけれども、中には四街道小学校で42年どころか45年ぐらいやっている学校があるわけです。で、雨漏りをしているのにそのまま放置していたら、ますます老朽化するではないですか。聞きますけれども、これ知ってから何年になります。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。 ◎教育部長石川智彦) お答えいたします。  初めに、児童や教職員の皆さんにご不便をおかけしていることは、大変申し訳ないと思っております。これまで平成18年度、26年度、27年度、そして昨年の令和3年度、屋上の改修工事については、部分的ではありますが、繰り返し行っているところでございます。しかし、抜本的な改善にはなかなか至らず、全面的な改修をするには大規模改修が必要な状況となっているところです。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 雨漏りを部分的に直して、何で雨漏りが止まりますか。全部を直さなければ直るわけないではないですか。私もちょっと見せてもらいに行きましたよ。ほんのちょろっと、少し、それで雨漏りが直るわけないわけですよ。そういうのは無駄銭だと私は思いますよ。そして、その教室、みんな3階です、雨が漏っているのは。3階の図工室、学習室、階段室、中には体育館の見物室、ここは大したことないのですけれども。だけれども、雨が漏っているのですよ。学習室、外国籍児童のため日本語を教える教室なのです。アフガニスタンの方が10名ここに通っています。その方に日本語を教える教室なのですよ。彼らに、外国籍児童たちよと、お国に帰ったら秘密だよということになるではないですか。雨の漏った小学校なんてどこにあります。これを知っていてやり替えない、何のための予算なのですか。傘差して授業を受けろというのですか。これはちょっとひどいですよ。私も見に行きましたよ、変色しているではないですか、天井が。それどころか雨跡もある。それが3階部分、3階3部屋、どう思われます。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。 ◎教育部長石川智彦) お答えいたします。  現在のところですと、例えば今日のような雨の状況ですと、しみ出てくるというところには至らないということは学校から確認しております。風雨の強い雨があったときには、やはり先ほど議員がおっしゃった4か所等には雨じみ、またはしずくが垂れるというような状況が生じるということです。  それで、しみのある箇所につきましては、これまで行った改修の中で新たにしみ出るということがない状況も見られているところから、これまでの補修工事が一定程度の効果がある部分もあるのですが、全面的な改善には至っていないというところです。先ほど申し上げましたように大規模改修を必要としておりますが、これを進めるには市内全小中学校の老朽化の状況や教室不足の対応、安全面などを考慮しながら計画的に進めておるところです。現在みそら小学校の大規模改修工事を実施するために、工事期間中の学校運営の方法、工事内容や財源の確保などの対応を考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 少々の雨だから雨が漏らないからいいでしょうと、大雨になったとき室内に大量の雨が流れてくるよと、そういう発想では駄目なのではないでしょうか。雨は降る降る人馬はぬれる、児童に優しい教室、雨が降るとバケツと雑巾を用意して授業をやる。大雨のときですよ。ここまで分かっていて、いや小雨だったらいいよということではないと思いますよ。私、見に行ったのですけれども、3階の屋上、陸屋根になっていますので、あれを全部防水してくださいよ。そうしたら、3階の部屋は止まります。体育館部分については足場を設けなければ駄目ですから、ここは窓枠の1か所だけですよ。多分外のコーキングの劣化なのですよ。ですから、全部しようと思わずに、思うからできないのですよ。とにかく3階部分の陸屋根を防水する。いつやっていただけますか。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。 ◎教育部長石川智彦) お答えいたします。  時期については今ここでちょっと申し上げることはできませんが、先ほど申し上げましたとおり、抜本的な改善をしていく上で外壁等から雨が入るという状況も想定されるところから、大規模改修が必要と考えておりまして、これを早急に進められるように、今内容の検討を進めているところでございます。また、現在しみ出ている箇所につきましては、それまでの間、児童の健康への影響等を考えて、応急的な措置ではありますけれども、早急に対応を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 今外壁のクラックのことを言われましたよね。天井から雨が漏っているのに、何でクラックですか。見たら分かるではないですか。まず、今の現況でですよ、壁ではないのですよ、天井ですから。雨が漏っている小学校を手直しせずに、そのままやる。何のための予算ですか。何のための税金ですか。当たり前の話でしょう。今度給食費も値上がるって決まったでしょう。ならば自分たちのやるべきことやったらどうですか、部長どうですか。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。 ◎教育部長石川智彦) お答えいたします。  やるべきことをやる、今ご指摘のとおり、大規模改修を進めることについて今鋭意検討を進めているところですので、その状況について注視していただければと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 こんな急を要するやつは、何のための補正予算ですか。雨ほったらかして、だんだん建物の劣化が激しくなってきますよ。あと5年もつところが2年しかもたないという、イコールにつながりますので、もう一回答えてくださいよ、いつやりますか。 ○成田芳律議長 教育部長石川智彦さん。 ◎教育部長石川智彦) お答えいたします。  大変申し訳ございませんが、多額の予算を要する対応でございますので、現段階で時期について明言は控えさせていただきたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 副市長、ちょっと後ろから言っていただけませんでしょうか。こういうのをほったらかしていたら、学校関係ですね、駄目になると思いますけれども。 ○成田芳律議長 副市長、石田涼さん。 ◎副市長(石田涼) お答えをいたします。  写真のほう拝見をさせていただきました。実際に状況というようなところについて確認ができました。教育委員会のほうでも、抜本的な改修というようなところの方向性というようなものを示しております。そうしたところについて、なるべく早期に対応をしたいという教育委員会の方針が出ております。こうしたところが予算上等で対応ができるように考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 また、市長のほうにもお願いします。雨の降る学校をほったらかしにして、そのままやるということ自体は、私はおかしいと思っております。  次行きます。次期ごみ処理施設について、確認書締結に至るまでの経緯と地元自治会と市役所の協議の方法についてお伺いいたします。昭和49年、今から48年前の話です。旧焼却場稼働開始、煙突の高さが50メーター、斉藤町長のときだそうです。うたい文句は、煙突から黒煙やすすが出ない近代的な工場のうたい文句だったが、実際には黒煙、臭気、ばい煙、後塵、それがすごく、とても住めるような状態でなかった。昭和51年、そうとは知らずみそら団地第1期入居開始、洗濯物はすすだらけ、昭和54年、あまりのすごさに四街道町がごみ焼却場の増設を計画いたしました。当然これには団地を超えているので反対、そこを何とかしようと四街道町は必死。必死のかいがあって、平成元年、協議協定書を結びます。これが今になってずっと尾を引いているのです。中身は、3年以内に次期用地を取得する、稼働15年以内には停止する。平成4年、めでたく現クリーンセンターが完成いたしました。完成はしたけれども、次期用地が決まらない。めどもなく約束した四街道市の苦しみが始まります。約束を破ったら営業停止といっているので、延長をお願いしますと言えば、延長料金なしで今回は操業停止の要求を提出すると言われる始末、どっちがどっちか分かりませんでした。それで、麻生部長へ質問します。100メーターの煙突と50メーターの煙突の違いは何でしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  一般に煙突の高さが高いほど、生活環境への排ガスの影響は少なくなる傾向にございます。そういったことで50メーターの違いがあるのですけれども、なお清掃工場の煙突の高さというのは、排ガスの拡散による生活環境への影響、景観、周辺住民への影響等を加味し決定するということでございますので、現クリーンセンターの場合は100メーターというところでございますけれども、今申し上げた景観といいますか、地形的なものでみそらの住宅のほうがかなり高いところにありますので、通常50メーター程度でも問題はないというところでございますけれども、100メーターに設定したというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 現在のクリーンセンターは操業から30年たっていますけれども、移転する、しないは別にして、まだもちますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  ごみ処理施設の耐用年数は、一般的には20年から30年と言われておりますけれども、旧清掃工場というか現クリーンセンターにつきましては、そこのところを改修工事を行ったり、基幹整備を行ったりしておりますので、そこのところは何とか操業が安全に続けられるように補修等を進めているところです。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 あと何年もちますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  補修を続けていくことで、みそらの協議協定書に記載されている環境基準をクリアするべくやってまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 もたなかったら、移転する、しないは別にしてですよ、移転せざるを得ないではないですか。それを聞いているのですけれども。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  現クリーンセンターも環境省の基準によりまして、現在定期点検や3年に1度の精密検査を行っておりますので、その結果に基づいて補修を繰り返すことで安全な稼働は可能であるという結論が出ております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 そこで平成15年、高橋市長に替わりまして提案が出ました。この方は、文章上すごく前向きで何とかしたいというのを私は肌で感じました。今のクリーンセンターの西側に整備する、建てるのだという計画をしたのですけれども、自治会はやむを得ないとしたのですけれども、総会で否決されました。そこで15年、改めて協議協定書を確認しました。その内容は、平成19年3月31日をもって現クリーンセンターの操業を停止する。約束の日が来ました。市は吉岡の土地は購入したが、ほかには何もしていない。そこで高橋市長は考え、延長依頼いたしました。自信があったのでしょう、土地を買っていますので。高橋市長のやり方がうまく、操業を停止する年月に一緒に協議協定書を見る、確認する、一緒に見たよね、今日は引っ越しなのですけれどもということで、平成19年3月19日、市と自治会は協議協定書の代わりに確認書を結んだそうです。平成27年3月31日まで、ごみ処理施設の稼働できない場合は、自治会と補償について協議する。確かに一緒に確認はしたけれども、いきなり日にちが8年延びた。このときも延長料金なしでした。今まで協議協定書なのに、なぜ確認書になったのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  クリーンセンターの操業に関する事項につきましては、議員仰せの平成元年8月30日締結の協議協定書を基本としておりますけれども、その内容について、みそら自治会と市の間で確認する必要が生じた際に、お互いに話合いを進めて確認書の取り交わしに至ったものというふうに考えております。また、確認書の冒頭に、市は平成元年8月30日の協議協定書を今後も尊重することを基本とするということで、基本とするということで協議協定書の項目については生かされているという形の中で、問題といいますか疑義のある項目について、その協議協定書が基本であるということを確認しつつ、疑義のある項目について確認したというふうに認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 平成23年から佐渡前市長登場いたします。平成27年、約束の日が来た。佐渡市長がやったのは必殺技、明智光秀をまねした、時は今、ごみ処理施設を移転するか、しないかの住民投票を実施いたしました。何で住民投票させたのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  今後、次期のごみ処理問題を前に進むために確認をさせていただいたというふうに捉えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それが余計だったのではないかと思っていますよ、今になって言えば。2022年、鈴木陽介氏が市長になった。いまだに行き先が決まっていない。確認書に対しての処理も終わっていない。約束は約束、けじめをつけるべき。市としての意地、誇り、いつになったらやっていただけるのでしょうか。1974年から始まったごみ処理問題、2022年で48年の歳月が流れようとしています。あまりにも長い。鈴木市長、お手並み拝見といきたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  このごみの問題、ごみ処理場の問題が四街道の市政において長年ずっと課題になっております。そして、みそらの住民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしているというのは、市長を引き継いだ者として十分認識しております。今次期のごみ処理場をどうしていくかということをしっかりと検討を進めているわけでございますけれども、みそらの住民の皆様ともこれまで以上に意見交換をしっかりと重ねて、これからの新たな約束というか確認書のことや、次の稼働までに今のクリーンセンターを継続をお願いすることになるわけでございますが、そこもしっかりと話合いを重ねてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 次の項目に行きます。裁判について、住民訴訟を含む裁判にかかる費用と進捗状況についてお伺いいたします。9月議会において麻生部長のほうで答えられましたので、私も弁護士にいろいろ聞いてみました。というのは、要するに(旧)日本弁護士連合会報酬等基準が、平成15年、2003年に変わっているわけですよね。平成15年、2003年に弁護士法が改正になっているのです。ですから、弁護士は弁護士の報酬基準に従って報酬額を決定しなければならなかったと。しかし、平成15年、弁護士法が改正されたと。弁護士は報酬の額や査定方法を基本的には自由に定めることができるようになったと書いてありますよ。言われましたよ、この弁護士。ならば、この間、麻生部長が言っていたのは違うのではないですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  弁護士費用の算定が自由化になったというのは存じ上げておりますけれども、それでも何らかの物差しといいますか基準といいますか、そこは必要と考えて、市といたしましては、(旧)日本弁護士連合会の報酬等基準に基づいて行っていると、算出しているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ですから、この件で先生だったらどういう見積り上げますかと、私聞きましたよ、文書で返ってきました。20億円または16億円の支払い能力がないと思われるのに基準どおりの報酬を定めるのは違法ではありませんが、営業企業からではなく地方自治体から受注した事件の報酬としては相当高過ぎると思われますと言っています。では、先生だったら幾らの見積書上げますかと、着手金100万、そして成功報酬200万ということですよ。そうしたら、合計したら全部で1,096万になるでしょう。そうしたら、私が頼んでいる弁護士の3.7倍、相手方の25倍になっているのですよ。だから、これは麻生部長が悪いと思いませんよ。相手弁護士が悪いのです、頼んでいる弁護士が。要するに市を利用しているのですよ。市からしっかりもうけようとしていると思いますよ、私これ。今の財政難のときですよ、どんどこ、どんどこ払ったらどうします、これ。どう思います、麻生部長。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  いろいろな事案、裁判の事案、弁護の事案があろうかと思いますけれども、今回のような、いろいろ複雑な案件と思われるもの、案件でございますので、弁護士との契約については、私どもは適正であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 やはりそういう考え方は、今の旧統一教会ではないのだけれども、弁護士に・・されているのではないかと思っているのですよ、私は。早くそういう考え方は解いて、やっぱりおかしいのではないかということは言うべきだと思いますよ。こういう案もあるのですけれども、こういう具合になりませんかと、先生ちょっと違うのではないですか。あまりにも違い過ぎるのですよね、どうですか、それ。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  市といたしましては、担当弁護士が、今回依頼した弁護士の積算の詳細については承知しておりませんけれども、市が(旧)日本弁護士連合会の報酬等の基準に基づいて算定したということについては、四街道の庁内でもそうですし、類似の事例等でも適正なものであったというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 相手方といいますか、ほかの弁護士は相当高過ぎると、要するに・・・にしているのではないかという案も出ていますので、頭の隅に置いておいてくださいよ。私、ほかの弁護士料、疑うのですよ。  次行きます。四街道市が前市長に請求することになる金額20億4,700万余円、このことは被告人、前市長は理解していますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  理解されているものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ついでに弁護士に聞いてみました。前市長が支払う能力がない場合、千葉刑務所に収監されるのですかと聞いてみました。前市長に支払い能力がなくても、背任罪で刑事事件にならない限り収監されることはありませんということです。ということは、これ800万のやつが立証されれば大変なことになりますよ。当然破産宣告しなければ駄目なのですけれども、このことは前市長は知っておられますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  確認したことはございませんけれども、理解されているものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 最近の新聞で同じように住民訴訟の判決がありました。現職の市長に4億円請求するよう、市に命じたということです。ですから、今回の裁判は、千葉地方裁判所が四街道市に、佐渡氏に20億4,700万余円を請求しろという命令書が来ます。だから、大変な裁判になっているのですよ、これ、住民訴訟。半分、お互いに折半ということになったら10億ですよ。一体どうするのだろうかという心配があるのですけれども。  では、次行きます。広域化を含め再検討し、早期解決をどのように図るのかお伺いします。これは、さっき鈴木市長のほうからお答えがありました。どうか3月まで待てということですので、3月まで待ちます。また、いい返答をお待ちしております。  3番、温水プールについて、ごみ処理施設が吉岡に移転した場合、廃止すると聞いているが、間違いないかお伺いします。これ先ほど答弁ありましたよね、間違いなくやるということで。だけれども、あまり矛盾しないようにしてほしいのですよね。市のほうはやることやらなくて、それで最後の結末だけぴしっとそろいましたと、我々はやるべきことをやったと言われてもちょっと困るときあるのですよ。その辺念頭に置いてひとつやってください。  鹿島荘について、ごみ処理施設移転がどうなるか分からない現状で、本当に令和6年9月30日で終了するのかお伺いしますということでも、先ほど答弁がありました。でも、これやっぱりバランスなくしては駄目ですよ。要するに鹿島荘は壊していて、そしてクリーンセンター残っているよということになれば、誰もあれっと、私思うと思いますよ。やっぱりそのバランス関係をしながら、ぜひ工事してもらいたいと思います。  次、平成23年、東日本大震災のときに鹿島荘が避難所になっている。ほかに避難者を受け入れる施設が市内にあるか、先ほどお伺いいたしました。県からの要請で東日本大震災のときにあったということですよね。次もしどこかであったときには、そういう候補地というのはありますでしょうか。どこかありますか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  壇上でも述べましたけれども、現在具体的な施設は想定しておりません。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 そのためにもやっぱり鹿島荘というのは大事かなというふうな気がいたしますよ。そのときに瞬間的に要請があったと、ぱっと浮かんだのが鹿島荘だったということであれば、これからもやっぱりそういうシーンがあるでしょうし、そういうことに備えて大事にしていってほしいなと思います。クリーンセンターがなくなったら全部消えると、その閉じ方が見事であったというよりも、その前の過程もやっぱり吟味しながら開設していただければ、地元みそらの方も納得するのではなかろうかと思っております。  次、5番、みそら団地歩道橋についてなのですけれども、トラックが歩道橋にぶつかり通行止めになっているが、復旧についての今後の見通しをお伺いいたします。令和4年10月16日夕刻、大型トレーラー荷物が歩道橋桁に接触、一部破損により歩道橋が通行止めの措置が取られ、現在に至っております。歩道橋は、八街の交通事故の前に、危険な交差点の4車線通路を渡らず、当時の校長先生と打合せをし通学路としました。これ要望なのですけれども、学童の大半が通行する歩道橋で一刻も早い復旧と並行しての通行車両の速度違反の取締り、交差点での見回り等の協力要請のお願い、肝腎の4車線道路での速度取締り強化、今あそこでかなりのスピードを出していっていますので、何とかそれをみんなに注意喚起をしていただければ大分変わってくると思います。これは要望ですので、ぜひ都市部の方関係なくとおっしゃらずに、どうか電話してやってください。  質問です。事故から1か月以上過ぎており、専門業者を入れた補強方法及び工事計画、工程等、具体的な説明をお願いいたします。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えいたします。  10月26日に専門業者が点検した結果、衝突によって橋桁に負荷がかかり部材が破損し、柱にも影響が出ていると懸念されていることから詳細な調査設計を行う必要があるため、復旧方法及び時期につきましては、現在のところ未定となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 これは四街道市も被害者ですよね。本当に被害者ですよ。当人が直すということになっていますけれども、原則は。だけれども、やっぱりあれだけの何千万のお金かかりますから、そう簡単にはできないと思いますよ。費用が多額になるので、本人保険に入っていますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えいたします。  任意保険に加入していると伺っておりますが、今回の事故が保険適用になるかについてはいまだちょっと不明な状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 また、自己資金のほうは大丈夫なのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) 現時点では把握しておりませんが、必要に応じ確認してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 中に入って、ある程度のレールに乗るまでは市役所大変だと思いますけれども、いろんな連絡、コンタクトを取りながら打合せしていただきたいと思います。そのときに連絡方法はどういう形でやっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えします。  電話や文書にて連絡を行っております。重要なものにつきましては、内容証明によって送付しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 内容証明書を送る場合、必ず返信日を書いていますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えいたします。  議員仰せのとおり、返信期日を設け文書の送付を行っております。  以上でございます。
    成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 相手は真面目に返信していますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えいたします。  現在内容証明を送りまして、相手方の対応を待っているという状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 最後になりますけれども、橋の片側を通行できないかどうか、もしできれば片側でも通行していただければ、見守り隊の人間の負担が非常に楽になるのです。要するに歩道橋の一部使うという形はできますか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) お答えいたします。  国土交通省が定める橋梁定期点検要領に基づき実施した点検におきまして、歩道橋の健全性を診断したところ、歩道橋の機能に支障が生じている、または生じる可能性が著しく高い状態であると診断がございましたので、安全性の確保が図れない状況でございますので、制限つきでの仮通行も難しいものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ということは、駄目ということですね。現時点でお答えできないと思うのですけれども、大体のところなのですけれども、大体どのくらいの期間かかると思いますか。 ○成田芳律議長 都市部副参事、河野祐二さん。 ◎都市部副参事(河野祐二) ほかの事例等を確認した記憶の中では、2年、3年かかるケースもございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 しかし、大変な事故になりましたですね。だけれども、やっぱり先方には、あなたはこれだけのことをしたのだよという責任感みたいなものを通知しておかないと、保険屋が勝手にやるから俺は楽なのだと思われたら困りますので、その辺はひとつよろしくお願いしたいと思います。  これにて私の一般質問終わります。 ○成田芳律議長 以上で久保田敬次郎さんの質問を終結します。  後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることとします。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時00分    再開 午後 2時20分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  17番、高橋絹子さん。    〔高橋絹子議員登壇〕 ◆高橋絹子議員 議席番号17番、公明党の高橋絹子です。通告に従って質問いたします。  第1点目、次期ごみ処理施設の今後をどうするのか、広域化も視野に検討しているところですけれども、どのようになろうとも可燃ごみの減量化は必須だと思います。現在のごみ減量化の実施状況とその成果、今後の取組について伺います。  2点目、9月はがん征圧月間でした。日本人の死因で一番多いのががんであり、2人に1人はがんに罹患し、国民病と言われるようになりました。しかし、3分の2が治り、早期発見治療なら9割以上が完治するとのことです。今や治る病気となりました。そこで、本市におけるがん疾患の罹患状況は分かりますでしょうか。がん患者のアピアランスケアについて、市はどのようにお考えでしょうか。  3点目として、生理用品の無料提供については、昨年度公明党の要望とともに、時代の流れとして試験的に取り組まれてきたかと推察しております。県立高校では学校の女子トイレに設置するなど、また他の地方自治体でも様々な取組がなされてきておりますが、本市は今年度はどのように取り組まれているのか、今後の課題についてどう思われているのか伺います。  4点目、ヤングケアラーの状況ですが、県が実態調査を行ったとのことですが、その内容を教えてください。市としては、今後どのように考えておられるのでしょうか。  5点目、行政のデジタル化として、(1)、生活保護の方のマイナンバーカードを使って、年金の照会ができるシステムの改修が行われているようですが、本市の取組状況について伺います。  2番目、車検の際、普通自動車同様、市税である軽自動車税の納税証明書が要らなくなるとのことですが、本市の準備状況はいかがでしょうか。  6点目、施政概要から以下伺います。  (1)、キャッシュレス決済キャンペーンについて、ペイペイ以外の決済事業も取り入れないのはなぜか。また、市民の何%、何人の方がペイペイを利用していると推計しているか。  (2)、フードドライブボックスの設置をヨーカドー店内に設置したとのことだが、社協で行っているフードバンクとの関係と市民への周知、さらには市民が利用できる仕組みはあるのか伺います。  以上、壇上からお伺いいたします。 ○成田芳律議長 高橋絹子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 会派公明党、高橋絹子議員の一般質問にお答えいたします。私からは、第2項目及び第6項目の2点目のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第2項目、がん疾患の罹患状況についてでございますが、市民の中でがんに罹患した人がどのくらいいるのかを把握する方法はございません。  なお、今年度公表された県のがん登録事業報告によると、2018年1月から同年12月までの1年間で、初めてがんと診断された四街道市民は833人となっております。  アピアランスケアに対する市の考え方でございますが、単に美容目的で行うものではなく、治療によって生じた外見の変化を補い、精神的苦痛を軽減するために有効なものであると考えております。  続きまして、第6項目の2点目、フードドライブについてでございますが、イトーヨーカドー四街道店の店内に設置しているフードドライブボックスで集めた食品は、市からフードバンクを行っている四街道市社会福祉協議会へ引き継ぎ、相談に来られた市民の方に配布されます。  市民の皆様への周知につきましては、フードドライブに関するチラシを作成し、行政回覧や市ホームページでお知らせするとともに、産業まつりなど各種イベントでPR活動を行っております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第1項目及び第6項目のうち、キャッシュレス決済キャンペーンについてお答えいたします。  初めに、第1項目、可燃ごみの減量化につきましては、市一般廃棄物処理基本計画に基づき、分別に対する意識啓発や家庭系ごみ処理手数料制度の導入など、様々な施策に取り組んでいるところでございます。減量化の実績といたしましては、令和3年度の可燃ごみの排出量は1万4,945トンで、令和2年度の1万5,691トンと比べ、マイナス746トン、4.8%の減少、さらに直近の状況では令和4年4月から9月までが7,836トンで、令和3年4月から9月までの8,078トンと比べ、マイナス242トン、3%の減少となるなど、引き続き減少傾向にあり、減量効果が徐々に現れてきているものと思われます。今後につきましても、さらなる減量化のため、可燃ごみに含まれる紙類のさらなる分別や家庭から発生する食品ロスの削減など、効果的な施策に取り組んでまいります。  次に、第6項目、施政概要からのキャッシュレス決済キャンペーンについてお答えいたします。スマートフォンを活用した大手のQRコード決済事業者は4社ありますが、予算の範囲内で複数の事業者によるキャンペーンを実施するには、その分コストが重複してかかることから、市民等の消費喚起や地域経済の活性化を図る上で効果が限定的になると考えました。このことから前回までのキャンペーンで実績があり、市内で加盟店が増加し続けているペイペイ1社に絞って実施することといたしました。また、市民のペイペイ利用者数については、事業者にも確認いたしましたが、把握はできないものでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。    〔福祉サービス部長 和田浩史登壇〕 ◎福祉サービス部長(和田浩史) 私からは、第3項目、生理用品の無料提供及び第5項目、行政のデジタル化の1点目について、順次お答えいたします。  初めに、第3項目、生理用品の無料提供の今までの取組と今後の課題についてですが、本市における取組といたしましては、経済的な事情などで生理用品を十分に用意できない方を対象に、昼用30枚入り、夜用12枚入り、それぞれ1パックをセットにして、市役所やわろうべの里などで無償配布を行っております。  課題といたしましては、生理用品の受け取りに際し、周囲の目が気になりちゅうちょされる方への配布方法や、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業終了後の財源確保と捉えております。  今後の事業展開に当たっては、民間事業者が提供する生理用品の無償配布サービス等の活用も視野に入れ、引き続き生理の貧困対策について取り組んでまいります。  次に、第5項目の1点目、生活保護のマイナンバー関連システムの改修状況についてですが、生活保護受給者の収入状況等を確認するため、マイナンバーを活用した情報連携による年金情報照会件数は、令和4年11月29日現在で305件となっております。  なお、そのほかにも令和5年度において、生活保護受給者がマイナンバーカードを利用して医療機関を受診できるシステムの改修について進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第4項目、ヤングケアラーについてお答えいたします。  本年7月に県が実施した実態調査は、千葉市立を除く県内全公立学校及び協力を得られた私立の学校の小学校6年生、中学校2年生、高校2年生全員を対象に、ウェブ上で回答する方式で実施されました。調査項目としては、家族に対するお世話の実態のほか、ふだんの生活や家庭の状況、またヤングケアラーへの認識などを調査したものとなっております。市といたしましては、今後県が行う分析結果や施策の検討を踏まえ、各関係機関と連携し対応してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第5項目の2点目についてお答えいたします。  令和5年1月から、軽自動車税の車両ごとの納付情報を軽自動車検査協会がオンラインで確認できる軽ジェンクスが全国一斉に運用開始されます。これにより軽自動車の継続検査、いわゆる車検時に納税証明書の提示が原則不要となります。現在本市では、この対応に向けたシステム改修等を進めているところでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 ご答弁ありがとうございました。  1番目の可燃ごみの減量化についてですけれども、何回か生ごみを分別する講習会が開かれているように、毎年ですか、それとも何回かですか、分かりませんが、その内容と成果についてはどう捉えておられるでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  今年の10月12日にごみを減らそう講習会を開催いたしまして、20名の参加をいただいたところでございます。当日は、市職員から市のごみ処理の現状や分別方法、ごみの減量に向けた取組を説明した後に、NPO法人ビオスの会の方々を講師に迎え、生ごみ処理容器を使った堆肥の作り方をスライドや実演を交えて行っていただきました。参加された多くの皆様に、市のごみの現状や減量に向けた取組についてご理解をいただき、特に生ごみの堆肥化については今後も続けていきたいとのご意見もあり、減量化への意識啓発へつながったものと考えております。また、この講習会の内容は、四街道公式ユーチューブチャンネルにおいて動画配信を行っており、市民の方に幅広く啓発してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 基本計画に載っているということですけれども、生ごみを減量化する、可燃ごみの減量化で一番大事なのは生ごみの減量なのかどうか、どこに力を入れようとしているのか、教えていただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  市の一般廃棄物処理基本計画における数値目標では、目標年である令和7年度の1人1日当たりの家庭系ごみの排出量を495グラムとしてございまして、現在は令和3年度の実績で1人1日当たり530グラムでございます。令和3年度の可燃ごみの組成分析では、紙類と生ごみで約8割を占めておりますことから、可燃ごみの減量化を図るためには、より一層紙類と生ごみを減らしていくことが重要であると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 生ごみを減らしたいというのであれば、生ごみからできる堆肥、それの回収方法も徹底するべきだと思うのですけれども、広まらない、できる人はできるけれども、できない人はやらないということになりますよね。全体的に全所帯でできるぐらいの、やるからにはそういう体制も取るべきだと思うのですけれども、それはどういうふうに考えますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) おっしゃるとおりだと思います。市といたしましても、生ごみ処理容器を使ってできた堆肥が使い切れなかった場合の受入れ先の確保など、回収体制について解決方法の必要性を認識してございます。今後他自治体などの取組事例などを情報収集し、調査研究してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 もう一点、先ほどの話がありましたけれども、紙類と生ごみで8割を占めているということで、紙ごみのほうも分別をするのが、組成表を1回見たときに50%ぐらいが紙類と書いてあった記憶があるのですけれども、雑紙の分別が有効なわけですか。その雑紙の分別というのは、もうちょっと力の入れ方を、やりましょうだけではなくて何か方策を取るべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  雑紙の分別につきましては、来年、令和5年の4月から各集積所に雑紙回収の専用ネットを設置いたしまして、分別しやすい体制を整えてまいります。また、ネットの設置についての周知とともに、分かりやすい雑紙の分別方法などもお示しして啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 分かりました。それでは、その雑紙と生ごみと、1人当たり1日530グラム、495グラムまで目標ということですけれども、トータルでは先ほど1万4,900ですか、大体1万5,000トンぐらい可燃ごみがあるわけですけれども、それを大体どれぐらいまで減らそうという目標なのですか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  高橋議員と思いは一緒で、私もごみはとにかくできるだけ減量していきたいという思いを強く持っておりまして、先ほどから部長が申しているように、あの手この手を尽くして1人当たりの家庭系ごみ減らしていきたいと思っております。今のご質問に対しましては、私たち本市の一般廃棄物処理基本計画で定めた数値目標の実現に向けて、各施策の減量効果、そして処理手数料制度の導入効果を合わせて、家庭系ごみの排出量を令和7年度までに令和元年度比で約10%削減をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 10%ということで、実は雑談なのですけれども、千葉の市議会議員に四街道のごみ入る余地ありますかと聞いたことがあります。そうしたら、何トンあるのとか、そういう話ではないのです。どれだけ削減できるの、それが第一声でした。千葉市は3分の1削減した、成功したということで思っております。規模が全然違うのに3分の1も削減したというので自負があるわけですよね、千葉市にとって。それを削減もしないで全量そのまま入れてくれということなのかということなのかなと想像したわけですけれども、ちょうどその時期ですので、広域どうしようかという時期ですのでと思って質問に入れたわけですけれども、千葉市並みに、千葉市以上に可燃ごみの削減、減量化のキャンペーンではないですけれども、大運動をするべきではないかなと思ったりするわけですけれども、それについてはいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  おっしゃるとおり、千葉市は当時ごみ処理場を3つから2つ体制にするという名の下に大規模な減量作戦をされて、見事にその目標を達成されたということは伺っております。先ほど私が申し上げた10%減らすというところは、10%減らせば今の千葉市の1人当たりの家庭系ごみに追いつくということでございまして、10%を目指していると申し上げた次第でございます。もちろんそれ以上目指せればいいのですけれども、しっかりと先ほどから部長が申しているような紙ごみの分類しやすくするとか、先ほどビオスの会の講習会もありましたけれども、参加者20名だけではなくて多くの方に伝わる、そういった講習会をできるだけ動画配信していこうという体制も今年から導入しておりますので、あの手この手を尽くして市民に啓発を進めて、市民一人一人が意識しないとなかなか進まないものだと思いますので、大規模なというような派手な対策はちょっとまだ検討中な、まだできていないわけでありますけれども、地道にしっかり詰めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 また、組成表の中に紙おむつが多いという、パーセンテージが多いという、その一覧も見た記憶があるのですけれども、紙おむつについても民間ではリサイクルが今進められているようであります。現実的にまだ搬入可能というところがあるかどうか分かりませんけれども、でも自治体が直接関わって一生懸命アタックしているところもあるようでありますので、ごみの減量化を推進するなら、その方面も調査研究して早期に取り入れるべきだと思いますが、どんなふうにお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  使用済み紙おむつのリサイクルにつきましては、既に実施に取り組んでいる自治体もありますことから、その動向を注視いたしまして今後の当市の参考にさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 今議会の最初の日に、広域についての全量を入れるのはちょっと困難だという全協での報告がありました。当たり前だよなと思いました。これその前に入れてしまいましたけれども、ごみの減量化は生ごみまで、段ボールなりバケツなりコンポストなり生ごみ処理器なり、全所帯に入るぐらいの大キャンペーンをやっぱりやっていかなければならないのではないかなと。雑紙の徹底もどんどんやっていくべきだ、そういう運動をやっていかない限り3分の1とかそこまでいかない。千葉市と比較しますと1人当たりのごみの量は確かに四街道少ないですけれども、その気概ですよね、これだけやるのだという、そういう運動をぜひやっていくべきではないかなと思います。けれども、先ほど言いましたようにもし広域が駄目で新設することになった場合、ごみ処理場新しく造るというふうになった場合の、全く逆にごみの量が少ないとまずいのかなと、何でもかんでも入れて燃やしてしまったほうがいいのかなとか、お金のかかるリサイクルはやめて違う方向になっていくという可能性もあるのかなと思ったりもするわけですけれども、新設になったらごみの減量化というのは要らなくなるとか、そういうこともあり得るのでしょうか。ちょっと突然の質問で申し訳ないです。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  高橋議員おっしゃるように、新しい施設につきまして今検討中でございますけれども、どのような施設の形態、もしくはパターンになったとしても、ごみの減量は絶対必要であるというふうに考えております。それは最終処分場の問題であったり、また先ほどのご質問にありました地球温暖化防止実行計画で、やはり焼却の熱と、あと電気の使用というのは非常に高いものでございますので、それを減量していくということが削減目標の46%を達成する一つの課題になってまいりますので、そういった面からも必ず減量、可燃ごみの減量であったり、使えるものをうまく修理したり、別な形態にして再利用していくということは必要と考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 やはりごみの減量化は必要だということで、最終処分のこと考えますとそういうふうになるということですね。ゼロ・ウェイストという、そういう小さな町とかがやっているぐらいですので、それぐらいの気概で、一人一人の市民が、独り暮らしの人であっても生ごみをきちんと分別できるような、何でも捨ててしまえばいいという、そういうふうにならないようなごみの減量化に取り組んでいただきたいなと思います。  2点目のがんについてですけれども、県からの発表を伺いました。2018年ということで1年間で新規に罹患された方が833人ということでやっぱり多いなと、1年間ですから毎年それが重なっていけば、2人に1人はがんになるというのが分かるような感じがいたしました。これは大体毎年毎年同じぐらいだと思ってよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  先ほどの県のがん登録事業報告によりますと、初めてがんと診断された四街道市民の数ですが、2016年は785人で、2017年は747人で、2018年は先ほど申し上げた833人というところでなっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 分かりました。がん患者が多いということ、一番多いのががんであるということで、死因の1番ががんということもありますので、それがどんどん、治療しながらも日常生活送っている方も何人か、私も身近でも知っておりますので、アピアランスケアというのが重要になってくると思います。このほど厚生労働省がアピアランスケアというのを取組を始めたと報道がありました。相談窓口の充実に力を入れてアドバイスはするけれども、ウイッグとか補正下着の購入助成というのは専ら地方自治体任せに大体なっております。それが現状であります。実は西塚議員が2019年、5年前に一般質問で提案しておりましたけれども、いよいよ機が熟してきたのかなと思いますけれども、つい先日の12月の県議会でくしくも公明党の鈴木県議が、知らなかったのですけれども、一般質問で購入費助成制度の創設について質問をしております。県では購入費用の助成制度の創設について、意向調査を各自治体にしたようですね。9自治体が既に実施しているか来年から実施する、大体検討していると。16自治体が県の助成金があれば実施を検討するという回答だったということ。これを受けて県知事は、半数以上が実施に前向きとのことなので、来年度から助成制度創設に向けて検討を進めるという前向きな答弁されておりましたので、ぜひ四街道も県が実施した場合には、すぐ四街道も名のりを上げていただきたいなと思います。治療しながら仕事できる、治療しながら日常生活ができる、過ごせる、そういう社会を築いていけるようにアピアランスケアを重視していただきたいなと思います。率先して県が創設したら実施していただきたいなと思いますので、要望いたします。  3点目の生理用品についてでありますけれども、最初は生理の貧困という言葉から始まった事業でありますけれども、今全国の小中学校とか公共施設とか、さらには普通の会社、事業者の女子トイレとかに無料で置くような、そういう提供は始まっております。男女ともにトイレに行くのは生理現象でありますけれども、女性の生理も、私は普通の生理現象だと、同じ生理現象だと、そんなふうに捉えております。そういう意味でトイレットペーパーが無料で置いてあるのだから、生理用品も無料で置いてあっていいのではないかと、そんなふうに考えております。そういう意味で各市町村が取り組み始めて、県は、先ほど壇上で言いましたけれども、県立高校では女子トイレに置き始めておりますけれども、市町村でもいろんな取組がされておりまして、流山市では市役所の第2庁舎の1階と2階に女子トイレにスマホのアプリでぽんと取れるのがあるようで、置いたとか、そういうニュース、報道がされておりました。流山だけではなくて、いろんなところで実施されております。こういうシステムをまず、生理の貧困とかそういう問題ではなくて、貧困な方がもらいに来るとかそういうのではなくて、どこの公共施設でもいいので、まずは市役所から、どこか1か所でも始めたらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  生理用品が必要な方が周囲の目を気にすることなく利用できるスマホアプリを利用した生理用品の無料提供システムにつきましては、既に当市におきましても現庁舎への導入に向けて協議と調査を行っております。その調査の結果、残念ながら電波状況が非常に悪くて設置が困難な状況が判明いたしましたので、その代わりの施策といたしまして、試験的に10月より市役所1階女子トイレの個室内に無料の生理用品を設置して利用状況を確認しているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 失礼しました。知りませんで申し訳なかった。その個室に入っていなかったということだったと思いますが、ぜひこの現象、市役所だけでなくていろんな公共施設に入りやすいように、ありがとうございます。もらいに行くというのではなくて、そういうところから始めていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。  4点目のヤングケアラーについてですが、祖父母や、あるいは親、あるいは兄弟の面倒を見ている子供たち、一般的にヤングケアラーと私たちは言うわけですけれども、本人は困っているとか、そういう意識はないかもしれません。見た感じ、いつも眠そうにしているとか学校を休みがちだとか欠席が多いと、そういう子ばかりではなくて、優等生でもいつも頑張っている、家事手伝いをして兄弟の面倒もよく見る、そういういい子が大変な思いをしながらヤングケアラーだという、そういうケースもあるようであります。ヤングケアラーって本当はどういうことなのかなというのが、いいのか悪いのか、家庭の問題だから、これはやって、また子供自身も手伝いするのは当たり前だと思っている子もいるし、それがヤングケアラーだと言われれば、本当のヤングケアラーって何なのかと思いますので、ヤングケアラーっていう、実際に問題になるヤングケアラーっていう、その定義というのはどういうことなのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  定義ということなのですが、国では、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子供のこととされております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 一番問題なのは、その子の、例えば小学生、中学生だったりしたら学業がどうなのかとか、そこに支障が出ているかどうかが問題なのかなと、私は個人的に思ったのですけれども、うちの手伝いを、昔の、昔の人と言ったらおかしいですけれども、うちの手伝いするの当たり前というのが思っている親もいるかなと思ったりいたします。それにしてもまだどんなふうにこれから対策をするのかというのが、いろんなところで始めているところはありますけれども、国を挙げてこれをしましょう、県を挙げてこれをしましょうというのはまだ出ていない状況だと思ってよろしいのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  県のほうも今年度実態調査をしたように、国もたしか令和2年度ですか、そういう調査をしたというようなことで、これから国、県においてもいろいろな施策等の検討に入っていくと思われますので、市といたしましても、そのような国、県の動向を注視しながら今後考えてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 今回千葉県の実態調査が学校を対象に行われたので、教育委員会から答弁があるのかなと思っていたのですね。何か違ったのでびっくりしたのですけれども、支援する対策というのは健康こども部だということだそうで、調べたのは学校を対象に調べたということで、県の調査を見ましたけれども、回収率が10%という非常に低い、その中で小中高生ともに10%以上の人がお世話していると。これはまた随分高いなと思ったのですけれども、回収率が低い中なので、これは正確ではないなと自分では思いましたけれども、ヤングケアラーの対象というのは小中高生だと思います。毎日子供たちの顔を見たり、家庭の状況を見ているのは、学校の先生かなと思います。教育委員会が一番、今実態調査をやっている段階でありますので、実態調査、この子は大丈夫かなと思う、その一番最初は教育委員会だと、学校教育だと、そんなふうに思います。学校の先生は大変ですけれども、福祉の分野に入ってしまう内容かもしれませんけれども、教育委員会の協力が一番大事な、一番最初の取っかかりだと思います、ヤングケアラーについては。そういうふうに思いますので、学校の教育委員会の協力をぜひ大きく期待をしたいなと思います。  愛媛県の新居浜市では、教育委員会と福祉部局が連携して、教員の研修教材用の動画とかチェックリストとかを作って先生方の研修をしているとかということもしております。先生方に英語をやるとかGIGAスクールやるとか、本当に教材が増えておる中で大変なことではあるかと思いますけれども、一人一人のヤングケアラーというチェックも目を向けていただきたいなと思います。  また、実際にこの家庭はちょっとこの子に負担が多過ぎると、学業がおろそかになっているとか、そういうことがこの家庭には支援が必要だと、そういうのが分かった後の一人一人のケアの在り方も、健康こども部のほうで恐らく検討しなければいけないと思います。そういう部署をつくっていただいて、どういうふうにそこに関わっていくのか、その家庭に関わっていくのかという、恐らく一番今多くやっているのは家事支援なのですね。一般家庭の家事を支援するという、地方自治体のほうで家事支援をしているというところが、ほかの自治体を見ていると多いですね。ですので、そういう家庭をまず選ぶ方向から、どういうふうに家事支援をしていくかという決め方ですね、そういうシステムをぜひ健康こども部のほうでつくっていただきたいなと思いますので、いよいよこれからだなと思いますので、何か事件とかあったり、そういうことがないように今からよろしくお願いをしたいなと思います。  5点目の生活保護については、生活保護の方というのはマイナンバーカード取得状況というのはどんな感じ、どれぐらいなのですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  生活保護受給者のマイナンバーカード取得状況につきましては、厚生労働省からの照会に基づき、現在調査中でございますが、概ね360から370人程度であると思われます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 システムは使っていらっしゃるということで、この間新聞にシステムは入っているけれども、年金の照会を全然していない自治体があるというのが報道があったものですからちょっと伺わせて、システム使っていると、四街道は、ということで確認をいたしました。  あとは、ないですけれども、キャッシュレス決済だけちょっとお伺いします。市民の何%、何人の方がペイペイやっているかという、千葉県がキャッシュレス決済のキャンペーンやったときには、4つの先ほど言ったキャッシュレス決済の方法でやりましたけれども、隣の佐倉市も八千代市も近隣全部4つの方法使えるわけですけれども、ペイペイだけとなるとちょっと業者的に偏っているのではないかなというのが一つの不安なのですけれども、ペイペイ自体も周り見ていて使っている方3分の1ぐらいかなと思うのですけれども、その辺は第4弾も、次2月もあるようですけれども、ペイペイだけでいくのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  第4弾もペイペイでいかせていただこうと思っております。その後につきましては、千葉県や近隣の状況を勘案しつつ考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 以上で高橋絹子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時05分    再開 午後 3時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  14番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 議席番号14番、広瀬義積です。通告に従い質問します。  第1項目、超高齢化への対策。  団塊世代の構成比が高い四街道市にとって、いわゆる2025年問題は切実な問題であると申し上げてきました。実情への対策と急速に進む高齢化への課題把握や具体的な対策など、担当者のご労苦に感謝するところです。  そこで、①、当市の高齢化の実情。  ②、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第8期計画の進捗状況と課題。  ③、2025年問題への求められる施策と進め方についてお聞きします。  第2項目、地球温暖化対策計画における本市の取組。  地球規模の対策が求められており、市の取組が重要となっています。そこで、①、CO2削減や3Rなど、環境問題解決に向けた当市の現在の取組。  ②、今後の取組と課題。  ③、四街道市環境基本計画及び市一般廃棄物処理基本計画との関係性。  ④、先行して実施できる取組の進捗状況についてお聞きします。  第3項目、次期ごみ処理施設建設用地への汚染土埋立て事件。  この事件において、今まで建設機構が土砂の搬入に関わっていたことを知らなかった。契約行為や施工計画、施工監理、事務処理等は問題がないとの答弁でした。しかし、裁判記録や証人尋問を検証すると、法や条例、規則に反することが浮かび上がっています。  そこで、①、内部調査の進捗状況と今後の計画。  ②、事件の背景と組織的な問題点の原因調査状況。  ③、汚染土の処理及び処置についてお聞きします。  第4項目、四街道市雨水幹線の整備。  この雨水幹線沿いにお住まいの方にとっても、利用される方にとっても、早期整備は切実な願いです。  そこで、①、バイパス管敷設整備計画の進捗状況。  ②、来年度以降の整備予定についてお聞きします。  明快な答弁をお願いし、壇上からの質問とします。 ○成田芳律議長 広瀬義積さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 会派立憲、広瀬義積議員の一般質問にお答えいたします。私からは、第1項目の3点目及び第3項目の1点目のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第1項目の3点目、2025年問題についてでございますが、求められる施策としては、2025年には全ての団塊の世代が後期高齢者になりますので、これまで以上に市民の皆様と一緒になって、健康寿命の延伸に取り組む必要があると考えております。そのため今年度、民間研究機関と連携して実施しております健康とくらしの調査の結果を分析し、地域の実情に即した効果的な介護予防事業を展開してまいりたいと考えております。  また、要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が包括的に確保される体制の構築が必要であると考えております。進め方といたしましては、利用者ニーズを捉えた施設整備や高齢者の相談体制の充実を図りながら、在宅医療・介護連携推進事業、認知症総合支援事業、生活支援体制整備事業など、各種事業を着実に進めてまいります。  続きまして、第3項目の1点目、内部調査の状況と今後の計画についてでございますが、これまでに8名の関係職員に対して、当時の状況等についてヒアリングを行いました。今後といたしましては、12月中に1名のヒアリングを実施した上で、事業の経緯等を含め聴取した内容を精査し、再発防止策を取りまとめ、3月議会において報告することを考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。    〔福祉サービス部長 和田浩史登壇〕 ◎福祉サービス部長(和田浩史) 私からは、第1項目、超高齢化への対策の1点目及び2点目のご質問についてお答えいたします。  初めに1点目、本市の高齢化の実情についてですが、本年12月1日現在、本市の65歳以上の高齢者人口は2万7,300人、そのうち75歳以上の後期高齢者人口は1万5,541人であり、高齢化率は28.4%となっております。  続いて2点目、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第8期計画についてですが、進捗状況といたしましては、今年度は高齢者の総合相談支援等を担う地域包括支援センターの千代田地区への新設や、認知症対応型共同生活介護の増床を進めております。  また、高齢者の日常生活上のニーズに対応した多様な支援体制の充実、強化及び高齢者の社会参加の推進を一体的に図るため、生活支援コーディネーターが中心となり、サロンなどの居場所づくりや、地域住民や民生委員、介護サービス事業所、民間企業など、多様な主体から成るネットワークの構築に取り組んでおります。そのほか介護予防の観点では、高齢者の身近な居場所である週いち貯筋体操の普及に注力しております。  課題といたしましては、長引くコロナ禍による外出機会の減少などにより、運動不足や人とのつながりが希薄となり、心身の健康への影響が危惧されます。要支援・要介護認定者数は、第8期計画策定時の推計値を上回っており、介護予防の重要性が高まっていると考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第2項目と第3項目の2点目及び3点目についてお答えいたします。  初めに、第2項目、地球温暖化対策計画の1点目及び2点目の現在の取組と今後の取組についてでございますが、国の地球温暖化対策計画では、2030年度において温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減するという目標が掲げられております。本市においても地球温暖化対策に取り組み、市域から排出される温室効果ガスの排出量を国の目標値に合わせて抑制することといたしました。  まず、市の事務事業を対象とした地球温暖化防止実行計画(事務事業編)を目標値に合わせ改定したほか、現在市民、事業者、市の各主体が地球温暖化対策に総合的かつ計画的に取り組むための、市全域を対象とした地球温暖化防止実行計画(区域施策編)の策定を進めております。今後は当該計画で具体的な施策を定めるとともに、その推進に取り組むことにより、市全体で目標値の達成を目指してまいります。  次に、3点目、市環境基本計画及び市一般廃棄物処理基本計画との関係性でございますが、CO2の吸収に寄与する自然環境保全、CO2の排出抑制のための3Rを中心としたごみの減量化は、温暖化防止のための重要な課題となっており、各計画とも温暖化対策に関連しております。このことから各計画と連携して施策を推進することにより、実効性を高めてまいります。  次に、4点目、先行して実施している事業につきましては、住宅用省エネルギー設備や宅配ボックスを設置した市民に対する補助金事業を継続しております。また、新たな事業として、省エネ家電製品等を購入した市民に対する補助金事業を11月から開始しております。さらに、可燃ごみの減量化対策の一環として、民間事業者とも連携したフードドライブ事業を実施しているほか、雑紙の分別収集を推進する取組を引き続き行ってまいります。  次に、第3項目、用地内の汚染土についての2点目、汚染残土の搬入等につきましては、裁判で主張しているとおり、被告下野商事ほか3者の不法行為、債務不履行によることから、裁判の中で被告らの搬入等の経緯、経過が明らかになると考えております。また、現在進めている内部調査の中で、行政組織としての仕事の進め方に主眼を置いて聞き取りを進めているところでございます。  次に、3点目、汚染土壌については、あらゆる可能性の検討結果が出た後に具体の対策等を検討いたします。  なお、市といたしましては、どのような対策であっても、土壌汚染対策法の第14条申請等が必要であると考えていることから、申請に必要な調査の早期実施に努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。    〔上下水道部長 森田 学登壇〕 ◎上下水道部長(森田学) 私からは、第4項目、四街道雨水幹線の整備につきまして順次お答えいたします。  初めに、1点目のバイパス管敷設整備計画の進捗状況でございますが、バイパス管の整備を効率的に進めるためには、放流先となる調整池の整備を先に行う必要がございます。このため今年度は調整池等の基本設計を実施しており、年度内完了に向け鋭意進めているところです。  次に、2点目の来年度以降の整備予定でございますが、当該事業は大規模な事業であることから、整備スケジュールを作成し、財源の確保及び地域の皆様に丁寧な説明を行い、事業に対する理解を得た上で計画的に進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、1項目ずつ再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  市長のほうから調査に基づき計画を進めていくということで、四街道市の超高齢化、まさに入り口に入っているという状況だと思いますので、そういう決意を受け止めたいというふうに思いますし、今後の施策の中で様々な展開を進めていただければというふうに思うのですけれども、まず当市の高齢化の実情ということで構成比ですとかご報告をいただいたのですけれども、団塊の世代の構成比というのは非常に使う医療費高い状況、全国的にも非常に高い状況だということははっきりしています。幾つか再度細かな数字についてお聞きをしたいのですけれども、特に四街道市内、高齢者の夫婦2人の世帯、またお一人でお住まいの方が増えているということを感じているわけですけれども、その辺の状況についてご説明をいただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  高齢者夫婦2人世帯、あと独居世帯ということでございますが、各年4月1日現在の数値について、3年間の推移でお答えいたします。  初めに、65歳以上の単身世帯数でございますが、令和2年が5,921世帯、令和3年が6,135世帯、令和4年が6,367世帯でございまして、2年間で446世帯増加しております。  次に、高齢者夫婦2人世帯についてでございますが、夫婦のみの統計データがございませんので、代わりに単身世帯を除く65歳以上のみで構成される世帯数でご答弁させていただきます。令和2年が6,298世帯、令和3年が6,378世帯、令和4年が6,378世帯で、2年間で80世帯増加しているという状況でございます。  以上でございます。
    成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 このことでも徐々にというか、高齢者の独居もしくは2人世帯が増えているという状況も見えるわけですし、これからまさに団塊世代の方ですとか市民の高齢化に伴って、さらに増えていくのではないかなというふうに思いますので、過去の事例も含めて、このような対策についても取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、要介護者の増加も懸念をされるところですけれども、この状況についても報告をお願いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  各年3月31日現在の第1号の要介護認定者数について、3年間の推移でお答えいたします。令和2年が2,471人、令和3年が2,651人、令和4年が2,769人であり、2年間で298人増加している状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、時間の関係もあるので続けてお願いしたいのですけれども、デイサービスに通っている人の人数、それから特別養護老人ホームやグループホームの入所者と待機者数、分かればお願いしたいというふうに思います。  それから、四街道市内の介護施設の数について、現状での数をご報告いただきたいというふうに思います。  以上、お願いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  まず、デイサービスに通っている方の人数でございますが、令和4年9月の利用実績といたしまして、要介護認定者が948人、要支援認定者及び事業対象者が464人、合計で1,412人となります。  続きまして、特別養護老人ホームの待機者数でございますが、令和4年7月1日現在で149名でございます。それから、グループホームのほうの待機者数でございますが、令和4年11月1日現在で21名となっております。  それから、介護施設の数でございますが、入所系の施設といたしましては特別養護老人ホーム、こちらは地域密着型を含めますけれども、7施設、介護老人保健施設が3施設、認知症高齢者グループホームが5施設、それから介護付有料老人ホーム2施設、合計で17施設となっております。  それから、主な在宅介護サービス事業としましては、訪問介護が20事業所、それからデイサービスが31事業所、合計で51事業所となってございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 実情のご報告をいただきました。それぞれについてお話をしたいところなのですけれども、時間の関係もございますので集約してお話をさせていただくと、今の段階では何とかやりくりをしているのかなというふうに思います。特に特養の待機者149名ということで、そんなに増えていないように感じられるかもしれませんけれども、この場合、ショートステイですとかいろんなものを使ったりして、何とかやっているのかなというふうに思いますし、私もいろいろな経験値の中でこの149という数の部分だけではなくて、その周辺にいろんな部分で待機している、また特養に入りたいけれども、それについてはどういうふうにしたらいいか分からないとか、そういう状況もあるでしょうし、また医師の診断ですとかそういうところ、また認定の問題ですとか様々な課題があって、この数字に表れない部分があるのかなというふうに思います。  また、先ほどお話があったグループホームの待機者の部分、私は今グループホームで働いているわけですけれども、現実にはもう何度も電話があって問合せがあると。直接電話があることもございますし、また包括支援センター等を通じて連絡がある場合もございます。そういうことを総合していくと、この21名という部分についても、まさにこの数字だけで判断ができるということではない状況というのは言えるのかなというふうに思っています。これはあくまでも、先ほど市長が壇上でもお話をいただきましたとおり、まさに入り口の段階であって、これから本格的な超高齢社会ということが来るわけでして、その状況の中で団塊の世代の人が75歳を超えるとき、これは大変危機的な状況になってくるのかなというふうに思います。私も父の介護ですとか、また今現場で働いている状況の中で感じていることは、まさに今しっかりいろんな対策を取っておかないと、後々いろんな問題が起きてくるのかなというふうに思います。ご報告をいただいた実情でも、いよいよ2025年問題、2040年問題が近づいてきたということが明らかになったのかなというように思います。超高齢化に伴う様々な対策を早期に取り組まなければならないというのは言うまでもありません。  そこで質問したいというふうに思います。高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第8期の計画の進捗状況と課題について、幾つか質問させていただきたいと思います。計画について、基本目標1、自立支援を支える福祉事業の推進、(1)、健康の維持増進、①の健康よつかいどう21プランの推進について。  コロナ禍において活動が低下していると認識をしています。先ほどの答弁の中でも低下しているというようなご報告もあったわけですけれども、市民協働の運動が必要であると私は考えております。新たな市民組織の創設に向けて、環境を醸成することも求められています。日常の生活に溶け込んだ取り組みやすい事業とすることも必要です。先進市での活動を参考にしながら取り組んでいる「よつも!」ですか、先ほどご報告いただいた貯筋運動の部分、県のポイント制度等も含め、ポイント事業等の新たな創設等も考える必要があるというふうに思います。高齢者は健康への関心が高く、世代を問わず市民全体が健康づくりに取り組むことによって、さらに高齢者の関心が高まるとも考えられます。健康診断の充実や体力測定、スポーツの振興など、あらゆる手段で健康への意識を高め、健康づくりをサポートすることが必要です。このことについて見解をお願いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。 ◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。  今議員おっしゃられたこと、非常に重要だと考えております。福祉サービス部といたしましても、高齢者の参加支援ですとか、あるいは集まれる場づくりの創設、そういったことを重点的にやっております。今高齢者支援課のほうで重点的に取り組んでいる取組としましては、週いち貯筋体操ということを各地域で広めておりまして、こちらを進めることによって高齢者が外に出ていく。そして、集まって体操しながら健康づくり、そして集まった人たちでいろいろな交流が生まれるということで、そういった場づくりに注力しているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ありがとうございました。いずれにせよ、この問題、一つ一ついろいろな事業を積み重ねていかなければならない課題だというふうに思いますし、介護保険制度の部分においては実施主体は四街道市であって、特に四街道市は実現はできていませんけれども、横出しですとか、また付け加えるいろんな事業ということも、これは率先してやっぱり考えていかなければならない議題だろうというふうに思いますし、四街道市が他の市に誇れるような様々な対策をぜひ取っていただければというふうに思います。そのことによって市民が健康になれる、健康で長生きをするということが、これが一番のことだろうというふうに思いますので、その辺の対策をぜひ全庁挙げて取り組んでいただきたいというふうに思います。私も何らかの形で関わっていきたいなと、助言等も含めてやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  ③の2025年問題に求められる施策と進め方の部分ですけれども、いわゆる団塊世代という部分については様々な問題ということで、いよいよ入り口ということなのですけれども、私はさらにその先の部分ですね、もうよく言われることですけれども、2040年問題、これはまさに団塊ジュニアの世代がまさに75歳を超えると、後期高齢を迎えるという状況が進んでくれば、さらにこれが進んでくる。これがいわゆるピークになってくるというふうに思っています。その対策も今からきちっとつくっていかなければならないというふうに思いますので、当市として取り組んでいただきたいというふうに思います。その部分で言えば、四街道市としては医療の問題も重要となります。医療費の増大で発生する問題も懸念され、受けたいときに受診できないことや、受けたい医療機関にかかれない状況も懸念されます。本市の医療機関の脆弱な実態も心配されるところです。この問題は、現状で四街道市だけでは解決できないことでもあり、別途質問をさせていただきたいと思います。千葉市や佐倉市などの印旛医療圏での対策も含め、市民の健康を守るためにご努力いただくことを、この医療の問題については要望させていただきます。  次に、介護システムの崩壊、危機の問題です。私は、先ほども申し上げましたけれども、市内のグループホーム、介護施設で働いております。私の会社、職場も含めて介護の現場で働く労働者は、他の職種に比べ給与水準も低く人員不足もあり、労働環境はいい状態とは、環境とは言えません。職員を募集しても、人員確保が難しい状況が続いています。通常の採用だけでは人員確保ができず、一時的に派遣会社に頼る状況もあり、運営会社の経営を圧迫する状況もあります。独自に賃金を上乗せしようとしても、介護保険制度の改正により、私は改悪の部分も大きいのかなというふうに思いますけれども、賃金の上乗せができないような状況も、実態もあります。超高齢化に伴い介護施設を増やしていかなければならないのですが、介護事業を拡大、もしくは新たに参入することは、経営環境が悪化している状況から非常に難しい、厳しい状況と言えます。介護保険の実施母体は自治体であり、施策、制度設計も含めて取組を進めていかなければなりません。団塊世代の構成比が高い四街道市は、2025年問題、2040年問題も含めて早期の対策を打っていただきたいというふうに思いますし、細かなところについて、特にこの問題についてお聞きをしたいところですけれども、その次の項目に移らさせていただきたいというふうに思います。  次に、団塊世代が公的年金というところの部分ですね、公的な年金でどうしても生活をしなければならないという生活の問題、先ほど生活コーディネーターというお話もありましたけれども、やはり高齢者に寄り添った、市民に寄り添った対策ということが必要になってくるということで、幾つか要望を申し上げたいというところですけれども、後期高齢者の約8割程度が年金生活をしているという調査報告もあります。また、国民年金のみの世帯に対する対策も必要になっています。生活保護世帯の増加も懸念されます。市民の実態に即した、さらなる支援策を講じていただくことを要望したいというふうに思います。また、2025年問題の中で強くやっぱり感じることは、四街道市の将来的な部分といえば空き家が増加をしていく、空き家問題などがあります。また、認知症になってからでは対処不能なことが多く、特に1人世帯での急病での入院時における対処も必要です。それぞれの実情に合わせた対処が必要となります。そのためにも現状での問題点の克服も含め、成年後見人制度における行政のバックアップも重要と考えます。このことについて強く要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  会派立憲としては、厚生労働省の介護部門の担当者と近く意見交換を予定をしています。介護現場の声を届けるのが主な目的ですけれども、市として厚生労働省の担当者にご意見等があればお願いをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。それを申し上げて、次の項目に移らさせていただきます。  第2項目、地球温暖化対策計画における本市の取組ということで、CO2削減や3Rなどについて区域での実行計画を進めるということなのですけれども、実行計画、今まで取り組んできた中での取組の評価ということについて、ご意見お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  四街道市地球温暖化防止実行計画の取組といたしましては、公共施設のLED化、節電の強化、紙使用量の削減とともに、確実に計画を推進するため、実行計画推進管理者の研修会を開催し、知識の向上を図っているところでございます。また、国が公表する電気事業者別排出係数が秋口に確定したことから、現在これを用いて2020年度、計画初年度の点検評価等を進めており、年度内の公表を予定しております。  なお、計画の温室効果ガス削減目標を国の基準に合わせるため、令和4年の8月に削減量25%から46%に改定し、取組を強化しているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 今取組のお話がございましたけれども、やはりまだまだ具体的なところの部分では、私の感想としてはこれから様々な事業を進めていかなければならないのかなというふうに思いますし、ぜひご努力をいただきたいというふうに思います。その上でこの問題、実は世界的というか地球規模で進めているSDGsですとか、その取組ということに直結する課題だというふうに思っていますし、この運動というか行動計画をきちんとやっぱり市民の皆さんにも知っていただかなければならないと思っているわけですけれども、なかなか四街道市の啓発活動というところはまだ浸透していないのかなというふうに思います。そういう意味では啓発活動について、今後の取組についてあればご答弁お願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  啓発事業につきましては、市民の皆様が二酸化炭素の排出量の削減に取り組んでいただけるよう省エネ行動やエコライフの実践、循環型社会の推進、再生可能エネルギーの導入などについて、様々な機会や媒体を通じて、あらゆる世代の市民に呼びかけ実行していただけるよう推進してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ありがとうございました。コロナ禍において、なかなか市民と直接お会いしてお話ができない。また、様々な会合ですとか開くにしても、どうしても少人数にならざるを得ないという状況は理解しつつも、やはり重要な問題だというふうに思いますので、啓発活動の推進、これからも努力をしていただければというふうに思います。  次に、リサイクルセンター、リサイクルプラザですね、やはりこれから3Rを進めるに当たっても非常に重要な課題だろうというふうに思います。もちろん次期のごみ処理施設ということも大切になってくるわけですけれども、その前にやっぱり分別ということを推進していかなければならない。そのセンターとなるべく施設を、私は早期に造ってほしいということを前々から申し上げているわけですけれども、これについてのご見解をお願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  リサイクルの拠点となる施設につきましては、ごみの減量化やリサイクルなどにおいて重要な項目であると捉えておりますので、次期ごみ処理施設整備と併せて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 もう検討の時期は過ぎているのではないかなというふうに思います。早期にリサイクルプラザ、減量、3Rを進めるとかそのことが、今できることはきちんとやっていく必要があるだろうというふうに思います。施設の規模は別として、できることからやっていくというのは、これ基本中の基本だというふうに思いますので、今それを待ってからなんてことではなくて、ぜひ進めていただければというふうに思いますし、これは市民の協力がなければできないことだというふうに思います。そのことも併せて、ぜひ強力に進めていただくことをお願いして、第3項目に移ります。  次期ごみ処理施設用地への汚染土搬入についてですけれども、裁判の中ではっきりするという話をしているわけではないのです。私は、なぜ建設機構が工事をしているのを知らなかったのか。これ知らないでは済まされないですよね。知らないで済まされることなのかどうか、ちょっとお聞きをしたいのですが。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) 知らないで済まされるのかということでございますけれども、当時の中では建設機構が関与していた事実というのは分かっておらず、我々も裁判を提起するための事実関係の調査を進める中で分かってきたというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 当時分かっていなかったから、それでいいのかという話ですか。もう一度お聞きします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  結果として建設機構が関わっていたというのは事実でございますので、そこはよしとせずに、内部調査の中でどうしてというところも検証しながら、再発防止というところに生かしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 これはもう一度聞きますけれども、建設機構が関わっていたことを知らなかったこと、これは大変な問題ですよね。市は公共事業とも言っているわけですよ。それで市の土地ですよね。市民が、市民というか、ほかの事業主というか、ほかのところでやっても同じですよね。ちゃんと報告はさせるわけですよね、どういう工事をしていくのか、誰がどこでどのような形でやっていくのか。市が責任を持たなければならない、そうでしょう。なのに知らなかったということが通るのかという話ですよ。通るのか通らないかというの、はっきり言ってください。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  当時は通っていたというところでございます。ただ、それを私ども今の職員といいますか、内部調査をしている立場といたしましては、それでよしとはならないというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 事情は分かります、私は。やっぱりその当時の市長は違う市長でしたから、そのときには忖度もあったでしょう。だけれども、こんなことが通るはずがない。また、議会もそのことを認めてしまっているわけですよ。その当時の議会というか、今はどうか分かりませんけれども、きちんとやっぱりこの建設機構が工事をしていたことを市が知らなかった、そのことを議会が何も言っていない。ああ、そうですか、ああ、知らなかったのですねということではないと思います。もう一度聞きますけれども、今この時点、今調べている時点で建設機構が関わってきた、関わったことを知らなかったことは問題である、あり得ないことが起きたという認識があるのかどうか、もう一度お聞きします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  建設機構が関わっていたということを知らなかったということは、組織的な当時の仕事の進め方でどうであったかと。それが結果として汚染土の搬入を招いてしまったわけでございますので、そこにつきましては、知らなかったということ、もしくは組織として分かっていなかった、後になって分かったということは、非常にリスク管理的には甘かったというふうに考えざるを得ません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 甘かったで済まされることですか。もう一度お聞きします。甘かったのですか。私は言っているのですね、これは組織的にはあり得ないことだということでお聞きをしているわけですから、それをはっきり答えてください。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  当時建設機構は、栗山の残土の埋立てで改善の指導を受けていた事業者で特定事業者でございますので、そこが関与していたというところはあり得ない問題だというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 あり得ない状況、建設機構が、まさに知らなかった、あり得ない状況があったからこそ、私はこの問題が起きたのかなというふうに思っていますし、そのことは法律ですとか条例ですとか規則に基づいた形できちんとやられていれば、こんなことは起きなかったわけですよ。そのことをやっぱり基本にして、今度の問題、内部調査の問題について調査をしていただきたいのですけれども、そこはそういうふうにやっていただけるということでよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  内部調査も残すところあと1人となったわけでございますけれども、今議員ご指摘の部分についてもそのような形で調査に臨んでおりますし、やっているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 3月までにということなのですけれども、これは3月議会前という、内部調査の分については報告があるということでしょうか、確認いたします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  ヒアリングを実施し終わるのが今月中でございますので、ただそれを、やはり百条委員会でもそうだったかと思うのですけれども、各それぞれの証言とかをそれぞれに精査していかないと、事実というところの部分が出てまいりませんので、そこを精査するために数か月を要して、3月議会には再発防止策としてご報告、3月議会に間に合わせるように再発防止策をご報告申し上げたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 3月議会前に報告をして、3月議会の中で報告をいただくということでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  そこを目指しております。3月議会前に取りまとめて、3月議会にご報告するというところで進めております。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、これは議会への報告ということもあるのですけれども、市民への報告も同様ということで考えてもよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  まずは、市議会へのご報告をさせていただき、その後、併せて市民の方々にも公表してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 よろしくお願いします。今議会の中でも森本議員以下様々な方が言っていたわけですけれども、なぜ刑事告発ができないのかということなのですね。これはもう法的にも、また条例の中でも、四街道の規則の部分も含めて考えたときに、告発しなければきちんとした罪に問うこともできないと思うのですよ。私は、これは完全な犯罪だと思っていますから、きちっとやっぱりそのことが必要になってくるというふうに思うのですけれども、今までは告発ができない、裁判で明らかになるというような話でしたけれども、そういうことではなくて告発をしない理由をもう一度お話しください。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  9月議会以降、法的な措置について警察とも相談をしております。その中で残土条例上の措置命令と刑事罰の適用について、条例の解釈を確認するよう助言を受けたことから弁護士とも相談しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 弁護士と相談しているということは、告発に向けて様々な調査をしているということで考えてもよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  残土条例上の17条の何人も適正な土砂を入れなければならないという条項と、11条の特定事業の許可の申請、許可の問題というところがございますけれども、措置命令22条につきましては、11条の特定事業の許可を出して、それに従った埋立てが行われていない場合を想定しております。そこで、条例の立てつけですけれども、11条の許可を出していないところについては、措置命令の件については書いていないものですから、措置命令がダイレクトに7条の何人も適正な土砂を入れていないというところで問題がないかというところを確認して、その後にまた30条の罰則については、11条の特定事業の許可も7条の何人ものところにも係るようになっておりますので、そこの条例の立てつけが、条例的な運用といいますか解釈で問題がないかというところを、弁護士のほうに、専門家のほうに相談して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 警察に直接相談したということで、私の声を聞いていただいたのかなというふうに思いますし、ぜひその辺はきちんとした対応して、告発すべきことだというふうに私は強く感じますし、どう考えてもこれはおかしな事件ですし、もし市の側に罪があるなら、市の側の人間もきちんと裁かれる形をつくっていただきたいというふうに、そうでなければ市民は納得しません、こんなことで。もしこのままうやむやな形で終わるようなことがあったら、これはとんでもない話だというふうに思いますし、私もこの問題、将来の四街道市のその後の問題についても含めて考えていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それでは、第4項目、四街道市雨水幹線の整備についてご答弁ありがとうございました。可能であるならば、前倒しも含めて事業を進めていただくことをお願いしたいというふうに思いますけれども、既存の四街道市雨水幹線の崩壊危険箇所の整備…… ○成田芳律議長 まとめてください。 ◆広瀬義積議員 についてお聞きします。 ○成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。 ◎上下水道部長(森田学) お答えいたします。  四街道雨水幹線の破損箇所等の整備につきましては、電電栗山自治会の皆様からの情報提供や大雨及び台風の前後に職員による巡回を実施しておりまして、破損箇所が発見された場合は状況に応じた補修工事を実施しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 以上で広瀬義積さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 4時23分    再開 午後 4時40分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。                        ◇ △議案第13号、議案第14号の質疑、委員会付託成田芳律議長 日程第2、議案第13号及び議案第14号を一括議題とします。  ただいま議題となっています議案第13号及び議案第14号について質疑を行います。  質疑に対する1回目の答弁は一括して行います。  なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。  では、通告者の発言を許します。  14番、広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、質疑をさせていただきます。議案第13号についてですけれども、これ前回入札が不調となっていますけれども、再入札となった経緯も含めて、今回の入札の状況についてご説明をお願いします。 ○成田芳律議長 広瀬義積さんの質疑に対する当局の答弁を求めます。  経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  初めに、再入札となった経緯についてですけれども、7月に実施した入札の結果を踏まえ今後の方向性を検討したところ、新庁舎建設に必要となる財源を活用するため、適正な予定価格を早期に設定し、再入札の実施により事業を推進することが最も好ましいと考え、9月議会で補正予算を議決いただき、10月より再入札を実施したところでございます。  次に、入札状況についてですけれども、4者から参加申請があり、11月17日に開札した結果、大成建設株式会社千葉支店が53億8,670万円で落札し、11月25日に仮契約を行ったところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それで再入札になるまでの経緯というか、簡単に説明いただいたのですけれども、これも確認しますけれども、大成建設株式会社千葉支店ということでよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 議員仰せのとおりでございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 大成建設については、INA新建築研究所、この設計によって4年前ですか、白井市の庁舎の建設、四街道と同様な形で減築も含めた形、私も視察に行かせていただいていろいろ見識を深めてきたところなのですけれども、これも白井も同様な形でやっていたというところなのですけれども、その辺は特にINA新建築研究所と大成建設、特に設計と施工という部分ではそんなに大きな関係はないというふうに思いますけれども、この辺は特に問題がないということで捉えていいのかお聞きします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  設計部門は、議員仰せの株式会社INA新建築研究所となります。それで施工のほうが大成建設ということになりまして、そこの点で問題があるかというところでございますけれども、その点についてはおのおのの部門でやっていただけるというところで考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 同じような形態での庁舎建設というところなので、その辺が類似の部分ですから、その辺の関係があるのかなというふうに思いましたし、それについて問題がないということなので。1回目というか前回不調になったときも同様なのですけれども、入札に参加した建設会社が辞退をしているということで、最終的には大成建設だけが残った。今回も3者が辞退ということになっているわけですけれども、それぞれの辞退した理由についてはお聞きになっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  今回4者のうち3者は入札辞退となっております。入札辞退の理由につきましては、公表する内容とはなっておりません。また、今回は落札者が決定したため、おのおのの詳細な理由は確認していないところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 確かにコロナ禍ですとか、また原油高、また建築資材の高騰によって、様々な理由によって辞退をしたというふうに私は考えているわけですけれども、ただ3つの建設会社が辞退をしているということについては、私はちょっと不自然さを感じていますし、なぜこのような事態になったのか。1者だけという形になっているわけですけれども、その辺についての市の側としての何か問題点、入札に関連するところで適正な入札が行われたのかどうかというようなことも含めて、市の中でどのような見識を持ったのか、もしその部分があればお聞きをしたいというふうに思います。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  市側でということなのですけれども、こちらの入札につきましては県の電子入札ということで、その内容については分からないところでございます。その辞退の理由につきましては個々の会社の実情というところがあるかと思いますので、私のほうから申し上げられませんけれども、金額的な採算が合わないとか、一般的にはそういったところになるのかなというところで、私個人的にですけれども、考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で広瀬義積さんの質疑を終わります。  以上で通告による質疑を終結します。  次に、通告者の質疑に対する関連質疑を認めます。  関連質疑の発言時間は、答弁を含め10分以内としますので、ご了承ください。  関連質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕
    成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  次に、ただいま議題となっています議案第13号及び議案第14号は、所管の常任委員会に付託します。  なお、常任委員会開催一覧表をお手元に配付してあります。各常任委員会委員長が了承されていますので、これをもって開催日の通知とします。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時48分...